健康とキネシオロジー

体育に関する諸科学を組織・体系づけたものを意味する場合と、体育教育学を意味する場合がある。体育研究者の集まりである日本体育学会では、体育学の研究分野を、体育原理、歴史、心理、社会、経営管理、運動生理学、キネシオロジー(運動力学)、測定・評価、体育方法学などの諸科学の総合したものとしてとらえている。より実践的立場からみれば、歴史的には、わが国では一般に、体育は学校における体育授業を中心とする教育活動としての方法論的立場が強かった。しかし第二次世界大戦後は、それまでの体操中心の教材にかわって、運動文化としてのスポーツ教材が取り入れられるようになり、生活におけるスポーツへの橋渡しや意識・態度の形成、スポーツ技術の習得などを重視するスポーツ教育学ということばが生まれている。最近では、この外国為替証拠金取引の教育活動を単に学校に限定せず、人間の生涯にわたっての学習の場や機会の提供と関連して、社会体育または生涯スポーツということばも生まれてきている。諸外国、とくにヨーロッパでは、社会の生活文化への橋渡しとしての学校の位置づけ論から、体育も生活文化としての運動文化の内面化をめぐる指導過程に重点を置くスポーツ教育論が支配的である。体育学を基礎科学の立場からみるか、教育学的立場からみるか、いずれにしても体育学の考え方、領域が人々のスポーツ欲求の増大と関連して、時代の進展とともに大きく変わりつつある。 知っておけば、いざというときあわてない  エストロゲンは体の実に200種類もの代謝に関与しているといわれています。わかりやすく言えばエストロゲンは、脳、骨、血管、皮膚、粘膜など全身のさまざまな器官に作用し、細胞の潤いと柔軟性を守る働きをしています。そこで閉経後は、骨粗しょう症や動脈硬化、関節痛、外国為替、シワ、肌のくすみ、粘膜の萎縮、うつ気分、脳機能の低下などもおこりやすくなります。更年期に現れる症状から、閉経後数十年経たのちにでてくる症状までエストロゲンは関係しているのです。  更年期障害は、さまざまな症状を呈するため、不安にかられてあちこちの病院を渡り歩くこともよくあります。一般内科をはじめ、めまいや耳鳴りは耳鼻科へ、関節の痛みは整形外科へ、胸のドキドキは循環器内科へとあちこちで検査を受けても原因がわからないので、疲れ果てて落ち込んでしまうこともめずらしいことではありません。  だからこそ、更年期症状は備えあれば憂いなし。その変化のメカニズムを知っていれば「40代後半になればこんな症状もおこるかも」という心の準備ができます。  症状を緩和し、毎日を快適に過ごすための治療法もありますから、「更年期にはどのような治療法を選んでどんな生活を過ごしたいか」を考えておくこともできるでしょう。 更年期障害に対するホルモン補充療法  更年期障害の治療法として、また女性の健康を守る方法としてホルモン補充療法があります。女性ホルモンの低下により生じた症状に対し、女性ホルモンを補充することは理にかなっています。エストロゲンの補充にて症状は改善しますが、子宮体がん予防のためにプロゲステロン(黄体ホルモン)の併用が必要となります。ホルモン補充療法にはいい面と気をつけなくてはいけない面があります。信頼できる主治医とよく相談するように心がけましょう。  また、閉経直前の月経不順の時期にも、ホルモンバランスのくずれ、変調により強い症状が出ることがあります。この場合には不正出血のコントロールがつけやすいためホルモン補充療法として低用量ピルが選択されることもあります。  代替療法として漢方薬もよく用いられます。単一症状にとらわれない全人的な効果が期待できる漢方は、症状の多彩な更年期障害に合っている治療法のひとつです。つらさを一人で抱え込まず、婦人科を受診して自分に合った治療法を選びましょう。 ダイエットなどによる無月経を放置しないで!  20~30代でも、むりなダイエットや精神的なストレスにより脳の視床下部の働きが抑えられ、女性ホルモンの分泌が止まってしまう場合があります。「視床下部性無月経」というもので、激しいトレーニングで体脂肪を絞り込んでいるスポーツ選手にもおこることがあります。  どんな理由であっても、これが長く続くと子宮内膜が萎縮して、月経が再開しにくくなります。半年以上の無月経は骨粗しょう症の原因にもなることがわかっています。エストロゲンは妊娠・出産のための役割だけでなく、女性の全身を守ってくれているのです。放置せず、ぜひ婦人科専門医を受診しましょう。 女性の場合、下腹部が痛むときは、大腸などの消化器の異常とは別に、子宮や卵巣などの異常も疑う必要があります。なかでも、子宮筋腫は婦人科の腫瘍のなかでは最も多い病気で、30~40歳代の3人に1人の割合でみられます。